
今回の記事では「Unity」についてお伝えしたいと思いますが、みなさんは「Unity」ってご存じですか?
エンジニアの方はもちろん、最近ではUnityで作られたアプリもたくさんありますので、一般の方でもその言葉に聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
Unityとは?
「Unity」とは簡単に言えばゲームエンジンのことで、3Dゲームなどを開発するためのプラットフォームです。別の言い方ではゲームを作るための総合開発環境だとも言えます。
ゲームエンジンとしては世界で最も多く使われており、Unityで開発されたゲームはWindows、Mac、IOS、AndroidはもちろんPlayStationやWii U、Switchなどでも利用することができます。
3Dゲームを0から作るのはとても大変ですが、Unityには初めからゲームを作るうえで必要な素材や部品が用意されているので、プログラミングの専門的な知識がなくても気軽にゲーム作りを進めることができます。もちろんより高度なものを作りたい場合は、プログラミングをすることでオリジナルの動きを作り出すこともできます。
これだけ便利なUnityですが、使用するにあたって料金はかかりません。有料のプランもありますが、初めて使うのであればビギナー向けの無料プランでも十分な機能が備わっていますのでそちらで十分です。
Unityで作られたゲームタイトルの中には、スマホ版のドラゴンクエスト8やポケモンGOなどのビッグタイトルも含まれています。このことからも分かる通りすでに世界中の人が遊んでいるほどのゲームのクオリティも、Unityでは十分実現することが可能です。
ゲームは遊ぶよりも作ることだ!
アメリカ合衆国前大統領のバラク・オバマ氏もこのようなコメントを残しています。「ゲームを買うのではなく、作ってください。最新のアプリをダウンロードするのではなく、設計してください。それらをただ遊ぶのではなく、プログラムしてください。コンピューターはあなたの将来において重要な役割を占めます。」
正直ゲームをすることにはそんなに意味がありません。特に小さい子どもにとって今のゲームは中毒性が高く、脳に与える影響も決して良いものだとは言えません。とはいえ、現代社会で一切子どもにゲームやアプリに関わらせないというのは不可能に近いと思います。それであればぜひお子様にはゲームを遊ぶのではなく、作るほうを経験させてあげてください。
Unityを使えば大人でも驚くほどのクオリティでゲームを作ることが可能です。プログラミングを知らなくても作ることができますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
参考
【入門編】初心者でも絶対分かる Unityゲーム制作・開発方法