
2017年に小学校のプログラミング教育必修化が発表されてからあっと言う間に時が経ち、いよいよ今年度からプログラミングの必修化がスタートされます。
一部の小学校ではすでに行われていたプログラミング教育ですが、今年からはほとんどの小学校で授業にプログラミングが導入されるため、どのご家庭でもプログラミング教育は他人事では無くなりました。
そこで改めて、子ども時代にプログラミングをなぜ学ぶ必要があるのかについて、現在実際にプログラミング教育を子ども達にしている私なりの考えをお伝えしたいと思います。
プログラミングって楽しい!心理的ハードルを下げる
まずこの記事を読まれているプログラミング未経験者の方々は、プログラミングにどういったイメージをお持ちでしょうか??
私たちのプログラミングスクールに通っている生徒の親御さんと話すと、未経験者の方はプログラミングって難しそう、文系の私には到底出来そうもない、と言った声をよくお聞きます。
全く経験が無いものであれば得体が知れず、そういったイメージを持たれてしまうことは仕方のないことです。
しかし、もしこれが子ども時代にプログラミングの楽しさを経験出来ていたとしたらどうでしょうか?少なくともプログラミングに対する負のイメージはかなり軽減されているはずです。
また、大人になって本格的にプログラミングの勉強をしようと思ったとき、その一歩を踏み出すための心理的ハードルはかなり低くなっていることでしょう。
子どもが学習するプログラミング教材はとても楽しく、子どもの興味を引くものが多いので、プログラミングを経験したたくさんの子どもたちはプログラミングについてポジティブなイメージを持つようになります。
実際に経験することで爆然とした不安がなくなると、実はそこまで難しいものでないということも感覚的に分かるようになります。
子どもが大きくなって様々な状況でプログラミングが必要になった際、プログラミングに対してなんとなくでもできそうだという感覚を持っていることは非常に大事なことです。
たとえばスイミングスクールに楽しく通えていた子は、水に入ることに対して抵抗がなくなります。プログラミングにも似たようなことが言えるでしょう。
しかしこれらはあくまでも教え方が上手いケースで、教え方が下手な場合プログラミングは子どもにとってネガティブなものとなってしまいますので注意が必要です。
子ども時代にプログラミングを楽しく学ぶことは、プログラミングに対する心理的ハードルを下げることができるとお伝えしましたが、ほかにもたくさんのメリットがありますので、それについては次回の記事でお伝えしたいと思います。