近年はAI技術が急速に発展していますね。以前ブログで紹介させていただいた、おしゃべりひろゆきメーカーや、MidjourneyもAIの技術を活用していましたよね。
最近ではAI技術を用いたサイトなどが増えているため、AIが私たちの生活により身近なものとなってきている気がします。
今回は、AIの中でもトップクラスの性能を持つと言われる、Chat GPTについてご紹介させていただきます。
Chat GPTとは、自然言語処理技術を用いた人工知能の一種で、OpenAIによって開発されたチャットロボットです。大量の文章データを学習しているため、そのデータから自然で高度な回答を導くことができます。chatGPTが具体的にどのような点が優れているのか、以下に紹介させていただきます。
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- 文章生成能力
Chat GPTは、文章を生成する能力が高いです。テーマや文字数を指定すると、それに沿った文章を生成してくれます。たとえば、「小学校3年生に読ませるための物語を500字程度で作成してください。主人公ぺんぺんが冒険をするテーマで書いてください。」と指示を出してみました。すると、数秒で以下のような回答が返ってきました。

この回答は、小学生に理解できる言葉を使い、ぺんぺんの冒険物語を書いてくれていますね。Chat GPTは、テーマや条件を与えることでそれに沿った自然な物語を作成してくれます。
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- 問題生成能力
ChatGPTは、問題を作成する能力も優れています。先ほどのペンペンの物語について問題を作成してもらいます。

Chat GPTは、これまでのやり取りを踏まえて回答してくれるのが特徴的です。これまでの検索エンジンにはなかった素晴らしい機能ですね。
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- プログラミング能力
実は、このChat GPTは会話形式の質疑応答だけでなく、プログラミングのコードを書くこともできます。例えば、1〜100までの素数を表すプログラムをPythonという言語で生成してもらいます。
このように質問者の指示に沿ったコードを生成してくれます。それだけでなく、バグを修正したり、コードをレビューすることもできるため作業の時間を大幅に減らせる可能性がありますね。

一見、万能そうに見えるこのChatGPTですが、欠点もあります。
それは、AIの回答が間違えていることもあるということです。ChatGPTはweb上の膨大なデータを元に学習しているため、そもそもweb上にあるデータが誤っていたり、データが不十分だったりすると、信憑性のない回答をしてしまいます。
そのためこれからの私たちには、ネットやAIから出てくる情報が本当に正しいのかを精査する、情報判断力がより求められるようになるでしょう。