当校は2年ほど前から業務委託を受け、
銀座近くにある療育施設へ毎週土曜・日曜に出張で
プログラミングレッスンへ通っています。
この療育施設様は大変×3くらいつけても良いと思うほど、
手厚いサービスを行っていて、いつも感心させられます。
弊校スタッフ/講師がレッスン生全体の質問や作品チェックを
させてもらうのですが、制作過程のフォローや声かけは施設スタッフの
方が一緒になって行ってくれており、ほぼ生徒1名に一人のスタッフがついて
行ってくれています。

現在、本施設の内容や取り組みが口コミで広がり、
さまざまな学習支援プログラムはすべて満席に近い状態となっており、
弊校が提供するプログラミングレッスンも土曜日クラスは毎回定員いっぱいで
1年前から増設した一般の生徒も通える日曜日クラスまでもほぼ定員に
なりつつあります。
以前、本施設のオーナーにプログラミングレッスンを継続している理由を
お聞きしたのですが、
・今まで10分以上と座っていることができなかったこどもたちが、1時間も席に座って
集中して創作をすることに本当にびっくりし、それが継続できていること
・プログラミングだけが理由ではないとは思うが、明らかにこどもたちの
モノゴトに対する理解が良くなったと思う
ということをおっしゃっていました。
これはプログラミングレッスンを提供している我々にとって非常に励みに
なりますし、大変嬉しいことです。
世界を変えたり、新しい世界を作り出した偉人の中には
ADHDなどの発達障害の人が多くいるというのは有名な話ですし、
IT業界にも多くいると言われています。
いろいろな意見があるとは思いますが、
日本において昭和・平成にかけては、なんでもそつなく平均にこなす
人物が高い評価を得ていたように思いますが、いよいよ令和に入り、
平均的にこなすことはできないけれども、
何かにぐんっっと抜きんでた人物が評価を得る時代が本当にやってくると
感じており、
凸凹が大きい人物こそ、大きく活躍するのではないかと感じています。
また、そのようにならないまでも彼らの特性がプラスに生じるような職につくための
1つのスキルやきっかけになってくれればとも思います。

“障害を持って生まれた子供たちが自信を持って社会に出ていけるようにしてあげたい”
と言われるオーナーのお役に立てられるよう、プログラミング指導を続けていきたいと
思っています。